美味しいものを食べよう

心と体は食べたもので作られる。

間引き人参であれこれ

栽培の過程で間引いたと思われる、可愛らしい小さい葉付き人参。最近は、スーパーでもたまに見かけるようになりました。

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間引き人参

根菜に葉っぱがついているのを見かけると、ラッキーって思います。この人参、小さい分、人参の香りが凝縮してとても強いのです。人参が苦手っていう人も、この若くて瑞々しい香りをかいだら、好きになるんじゃないかなと思うくらい、素敵な香りです。

 

このたった1束の間引き人参で、色々楽しませて頂きました。

 

まずは、柔らかそうな上の方の葉っぱをちぎって、サラダです。

 

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人参葉サラダ

若干、歯ごたえはあり過ぎましたが、葉っぱの風味を存分に感じられる一品です。

 

そして、全体の割合としてはとても少ない、根っこの部分、いわゆる人参は、クミンシードで炒めました。

 

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人参のクミン炒め

少し大きめの人参だけ半分にカットして、あとはそのまま炒めても、すぐに火が通ります。こちらも、小さな人参特有の香りが豊かです。

 

続きまして、人参しりしりならぬ、人参葉しりしりです。というか、卵とじなのですが、これも簡単で美味しかったですね。

 

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人参葉しりしり

炒めると嵩が減り、たくさん食べられるので、嬉しいですね。

 

そして、最後にスープ。こちらも美味しかった。

 

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人参葉スープ

もちろん(?)裏ごしはしないので、シャリシャリ食感の残ったスープなのですが、飲みごたえがあって、栄養満点スープです。

 

いかがでしたでしょうか。たった1束で色々美味しい間引き人参、超オススメ食材です。

夏の訪れを感じさせるゴーヤ

ゴーヤが店頭に並び始めました。宮崎県産でした。夏が来たー!!って感じで、なんだかワクワクしてきます。

 

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宮崎県産ゴーヤ

 「地産地消」とか「身土不二」の考え方からすると、温かい地域で栽培されるゴーヤを私が住んでいる兵庫県で頂くのは邪道なのかも知れませんが、でも、美味しいから仕方ありません。

 

ゴーヤの生産地を見てみると、やっぱり沖縄県がダントツ1位で、九州地方が追随しています。でも、本州でも栽培できないわけではないようで、我が兵庫県のランキングは「25位」でした。近所のスーパーでは見た記憶がないですけどね。

 

ゴーヤは色々な食べ方ができて、ホント飽きない食材です。種は苦いので一応取るけれど、皮もむかずに食べれるので、調理も楽チン。

 

さっと茹でたゴーヤと蒸し豆を「ハリッサ」と少量のマヨネーズで和えただけの一品。マヨネーズを少し加えると、刺激がまろやかになります。

 

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ゴーヤと蒸し豆のハリッサ

 温暖なマグリブ地域圏で用いられる「ハリッサ」は、同じく温暖な気候で栽培される「ゴーヤ」と相性抜群です。

 

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困ったときのハリッサ

大好きな調味料「ハリッサ」。和え物にも炒め物にも色々使えて、スパイシーで美味しいので、もう何度もリピしてしまいます。

高リコピントマトでさっぱり夏カレー

近所のスーパーのトマト売り場がやたら充実していて、ミニトマトも含め、たくさんの種類のトマトが陳列されています。トマトは見た目も可愛いし、色々な形・色・大きさ・房になっているもの・・・様々で、見ているだけで楽しいです。

 

その中でもお気に入りトマトが、KAGOMEさんが販売している「高リコピントマト」。なんとリコピンが約1.5倍だそうです!

 

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リコピントマト

 もう既に屋外に一歩出れば、四方八方からの紫外線攻撃。リコピンを効率的に摂取して、シミなんかをできるだけ増やしたくないものです。

 

このトマト、リコピンの量が多いからなのか関係ないのか、味も濃い。生でも加熱してでも、本当に美味しく頂けます。

そして、便利だなと思うのが、このサイズ。「ミディトマト」くらいの大きさなので、どんなお料理でも、毎回、丸々1個単位で使い切れるのですね。「トマト半分残してラップして冷蔵庫に入れたまま、忘れてた・・」っていう悲しい事件を起こさずに済みます。

 

そんな高リコピントマトを使って、夏カレーを作りました。じっくり煮込んだカレーも美味しいですが、夏場は特に、短時間でパッと作ったサラサラしたカレーもいいですね。何と言っても、手軽に作ってすぐに食べれるのが嬉しい。 

 

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リコピントマトと丹波しめじの夏カレー

味の濃いトマトだからできるカレーです(トマトピューレは少し入れたけど、水煮は使っていません)。リコピンは、油と一緒に加熱して頂いた方が効率よく摂取できるということなので、 美味しく頂いて、元気に夏を過ごしましょう。

たった1秒でおもてなしの一品に早変わり

イタリアで買ったバルサミコソース。

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ACETO BALSAMICO CON TARTUFO

「黒トリュフ」入りです!

0.3%もの乾燥黒トリュフ(1.2%の生黒トリュフに相当)が入っています。

バルサミコ酢自体も、モデナIGP認定されたものですね。

 

トリュフ自体、そんなに食べたことがないので、ホンモノとニセモノの違いは全然分からないのですが(実際このソースにも、0.15%の黒トリュフ香料が入っている)、でもこのソース、とっても美味しいんです。 

 

焼いた切り身魚にかけるという、お決まりのパターンなのですが、ムニエルにした鯛に、ケッカソースを乗せ、仕上げにこのソースをかけただけで、ちょっと、おもてなしにも行けそうな「風貌」に変わります。

 

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鯛のムニエル ケッカ&バルサミコソース

 黒トリュフの香りが、味わいとしても、おもてなしにぴったり。

たった1秒で、お料理の「格」が上がります。おすすめです。

「信州産」有機緑豆もやしのナムル

こちらの商品を初めて見たとき、「有機のもやし!?」って少し驚きました。

有機野菜って、土壌栽培のイメージがあったからです。

サラダコスモさんのHPを拝見しますと、有機JAS規格認証までの道のりは、容易なものではなかったようです。

 

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有機緑豆もやし

 「信州産」と産地を謳っているところも素敵です。地元愛を感じます。

 

有機野菜はどうしても、他のお野菜と比べてお値段が張ってしまいますが、こちらの商品は、100円でお釣りが来ます。

 

シンプルに、もやしナムルで頂きました。

 

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もやしナムル

いつも「豆もやし」の方をいただくことが多いので、その感覚でちょっと時間長く茹で過ぎてしまいました。

 

多少茹で過ぎても美味しい、有機もやしでした。

林さんの淡口醤油

フィッシュロースターでただ焼いただけの焼きサザエ。

お酒によく合います。 

 

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焼きさざえ

シンプルに、「林さんの淡口醤油」を少しだけ垂らして、頂きました。

 

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林さんの淡口醤油

 「淡口醤油」である意味は全然ないのですが(たまたま、今これしかない)、色みを重視したい関西系の和食をつくるのに、淡口醤油は欠かせません。

 

関西の方の「関東のうどんの汁」に対する否定感、半端ないですから。。

確かに、関西のうどんの汁は、お出汁ベースでとっても美味しいのですが、でも関東のうどんの汁が「お醤油色」をしているからと言って、決して塩っぱすぎるわけではないのですけどね。

オーガニックのミックスベジタブルは美味しい

人参のオレンジ、グリーンピースの緑、コーンの黄色。

カラフルな冷凍ミックスベジタブルは、お料理の彩りに欠かせません。

だけど、味がイマイチ・・・と思っていました。

 

多分、買った後の保存の仕方が悪いせいで(冷凍庫に長期間置いていたり)、パサパサでほぼ皮だけのグリーンピース、スカスカの人参、コーンはだいたいセーフですが。

彩りを重視するあまり、味や食感が損なわれるという、本末転倒なお料理になってしまうこともしばしば・・。

 

こちらは、オーガニックミックスベジタブル。

 

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オーガニックミックスベジタブル

 美味しい~。

 

グリーンピースの皮は柔らかいし、人参は甘いし、冷凍とは言え、美味しい野菜の味がします。お料理の中で、他の食材と仲良く調和します。しっかり、「味わい」としての役割の担ってくれるオーガニックミックスベジタブル。

 

冷凍オーガニックミックスベジタブルと炊いて冷凍した玄米、缶詰のツナ(ノンオイル)、塩レモン、オリーブオイルで作った炒飯・・全て、常備食材。 

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オーガニックミックスベジタブル炒飯

 買い物に行けず冷蔵庫に何もない!というときに、おすすめです。